特定空き家とは?
2024/05/08
特定空き家は、近年社会問題としても注目されています。
指定された物件を放置しておくと、指導や罰金が科せられる場合もあるので注意が必要です。
では具体的に、特定空き家とはどのようなものなのでしょうか。
特定空き家とは
誰も住んでいない家でも、手入れや掃除が行き届いていれば特定空き家に指定されることはありません。
しかし手入れや掃除がされておらず、建物の損傷やゴミが増加するなどし、周囲に危険が生じる状況になると特定空き家として指定されます。
特定空き家の基準
特定空き家には、4つの認定基準があります。
これらに当てはまると、特定空き家に認定されます。
・放置が続き倒壊や保安上危険となる恐れがある
・著しく衛生上有害の恐れがある
・手入れが行われておらず著しく景観を損なっている
・周辺環境の保全のためにも放置が不適切
指導や罰金の対象となる
特定空き家に認定されると、行政から改善するよう通達があります。
改善は、助言・指導・勧告・命令の順です。
勧告と命令を受けると、固定資産税の支払いが増加します。
さらに改善が見られないと罰金が科せられ、最終的には強制的に解体となるのできちんと対処しなければなりません。
まとめ
特定空き家は、手入れや掃除がされておらず、基準に当てはまることで認定されます。
認定されると、固定資産税支払いの増加・罰金・強制解体などの対処がされるので、早めに対処しましょう。
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